風車(かざぐるま)のように

こんばんは。

CGMつくば始音教会、みみいママです。
2021年がスタートしましたね!

2021年としてはスタートですが、学校では、年度の単位でいうと令和2年度(2020年度)末。各学年での一年間の学びを、締めくくる時期でもあります。


私は昨秋から、仕事で小学校の非常勤講師をしていますが、担当している支援学級の中で一人、私が関係性を築くのに、日々難しさを感じている子がいました。
6年生の男の子T君ですが、12月は特に荒れていて、授業中に立ち歩いたり、時には廊下に寝そべったり。別の支援学級に出入りしては友達の学習の邪魔をしてしまったり、教師にも暴言を吐いたりと、落ち着かない様子でした。

私は、少しでも何か対話できたらと話しかけてみるものの、拒否されることも多く、T君との関係はずっと平行線な感じで。

T君の心と生活が落ち着いて、少しずつでも心を開いてくれるように、心が通じ合えるように、と祈る日々でした。

しかし、年明けて学校が始まってから一週間。

T君の様子に、少しずつ変化が見られるようになりました。
これまで、学校に来ても、なかなか落ち着いて過ごせなかったのが、少しずつ自分の学級で、自分の席で過ごせる時間が増え、学習に向かう姿が見られるようになってきたのです。

私が驚いたのは、今月のカレンダー(毎月の予定と自分の今月の目標を書く)作りの時間。

先月までは、作る意欲もあまりなく、仕上がらずに掲示されてないこともあったのですが。

今月は、自分から「下書きを薄く書いて」と私に言ってきて、分からない漢字を確認しながら、一生懸命に月予定を書き上げていました。

「目標はどんなのにする?」と聞いたら、

「うーん、中学生になる準備をする!準備って言っても、制服とかのことじゃないよ。もうすぐ中学生だから、勉強を頑張る。」

と言って、自分の目標を、しっかりと自分の言葉で考えて、書くことができたのです。


目標を持って、少しずつ頑張れるようになったT君は、同じ支援学級の下級生とも、喧嘩しないで平和に過ごせることが増えてきました。

T君のリクエストに答えて「福笑い」を2パターン作ってあげたら、「みみい先生が作ってくれた、世界に一つしかない福笑いだぞ!」と下級生たちを誘って、一緒に楽しんでいたり。

友達がやっていた百人一首のカルタとりに興味を持って参加して、札を読む係になってくれたり。

T君の変化に、私は感動しました。

そして、担任の先生から

「T君、『みみい先生、今度いつ来るの?』って聞いてきて、会えるの楽しみにしてるんですよ。」

と聞いた時は、心底驚きました。

ほんの1ヶ月前まで、あんなに通じ合えず、私自身ずっと、もどかしい思いをしていたT君が、少しずつ、心を開いてくれるようになった!


T君を変化させた、大きな要因は何だろう、と考えてみると。


もうすぐ卒業、もうすぐ中学生、という、この時になって。残り少なくなった6年生、今が小学生としての最後の期間だということを自覚するようになって。

「このままじゃいけない」と。

T君は、今しかない「自分の時」を掴んだのだな、と感じます。


今日、末っ子のイータンが、幼稚園のリトミックでもらった風車(かざぐるま)を持ち帰りました。一瞬の風をとらえて、くるくると軽やかに回る風車を見ながら。ああ、T君の風車も、今、時に吹く風をとらえて、大きく回り始めたんだな、と嬉しくなりました。

待っていた時は、みんなに来ます。準備をしなければなりません。時は掴まなければなりません。みんな、自分の時があるから、必ずその時が過ぎたら、なし。ありません。

2021年1月17日 主日の御言葉「神様の時と期間」より

6年生にとっては、あと残り2ヶ月の小学校生活。(わが家の長女MITTIも!)

今すべきことを行なって、小学生最後の時を、素敵に刻んでいけますように!


私の小さな祈りも、ひとつひとつ、取りこぼすことなく受け取ってくださり、時に叶って働きかけてくださる神様に、感謝します。


CGMつくば始音教会   みみいママ

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