昔から我が家のトイレは

掲示板のような役割を

もっています

 

何か特別なスケジュールや

自分の考えていること

共有したい考えなど

ホワイトボードや

カレンダーが設置されていて

そこに様々みんなが書き込む

 

父は自分でいろんな詩や格言を

紙に書きうつし

小さい頃はトイレに貼ってある

その紙を

トイレに入りながら

呪文のように読んで

ほぼ暗記をしていた

日本国憲法や、徳川家康の格言

父は鉛筆で達筆に

書き綴っていた

その中でも幼いながら

影響を受けたのが

宮沢賢治の『雨ニモマケズ』

  

トイレに入りながらふと思いだし

なんとなく調べてみたら

新しい発見があった

  

この雨ニモマケズには

モデルになった方がいたそう

 

その方はクリスチャンで

周りの人々から迫害を

受けていたのだそう

  

しかし

雨ニモマケズの中で描かれた

人物のように生きられたのだと

 

  

『雨ニモマケズ』

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイイトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

 

最後に『そういう者に私はなりたい』

と作者が言っている部分に

幼いながら

願いのような、決意のような

そんな感情が流れてきたのを

覚えています

 

今私は

そういう人に出会い

人生を歩んでいると思います

 

父は私に直接何かを

教えたりするのは苦手みたいですが

 

一番私に合った方法で

私を教え考え方みたいなモノを

学ばせました

『そういう者に』に

近づける道をうっすらと

神様と一緒にひいてくれたと

思います

 

実際の自分は『そういう者』とは

真逆な人種に感じますが(笑)

 

父にも、いつも共にしてくれた

神様にも感謝です

 

今日は真面目な感じで終わります🤭

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