きらきら
今日はいてもたってもいられず
とにかくショックで
ブログを書きます
俳優で同じ茨城県民の
三浦春馬さんが亡くなったと
聞いたからです。享年30歳。
仕事から帰宅しお風呂から
出たタイミングで兄から
その訃報を聞き、言葉を失いました
特別ファンでもないし
何かすごく思い入れのある方でも
ないのですが
魂の奥深くから
悲しみがこみあげてくるような
ちょっと気分が悪いです。。
私は2019年に彼が主役だった
舞台をたまたま見に行ったことが
ありました
ドストエフスキーの『罪と罰』です
私は罪と罰という本を読んだことが
なく、罪と罰の舞台があることを
知り、見てみたいと思い
神様に
『見てみたいのですが、抽選
なので神様の御心ならば、当たる
ようにしてください』と祈り
そしたら抽選に当たり見に行った
舞台でした
その舞台の主役が
三浦春馬さんでした
渋谷シアターコクーンという場所で
席も前から3列目くらいの
所だったため
役者さんの演技や息づかいが
感じられ、その時の舞台を
よく覚えています
特に覚えているのが
ラストシーン
全ての罪を告白し
罪人となった主人公は
シベリアで刑に服します
吹雪のなか 暗い場所で
重い柱を2本運び
その2本の柱が重なりあい
十字架の形になります
主人公はその前にたたずみ
そこに天から光がさす
そんなラストシーンでした
春馬さんの白い背中が
天の光をあびて きらきらと
輝いていました
その時の春馬さんの
後ろ姿が忘れられません
彼に何があったのか
分かりません
この舞台で見たように
彼の背中には
彼だけでは負えない
重い十字架があったのかも
しれません
聖書ではこのように書いてあります
『すべての重荷を負うて苦労
している者は、わたしのもとに
きなさい。あなたがたを休ませて
あげよう。わたしは柔和で心の
へりくだった者であるから、
わたしのくびきを負うて、わたしに
学びなさい。そうすればあなたがた
の魂に休みが与えられるであろう』
人生には様々なことが起こります
その中で辛く、苦しく、
悲しみに耐えられない
そんな時も沢山あると思います
しかし、忘れてはいけません
いかに自分が愛されて
生かされてきたかを
事実、私は一度舞台を見に行った
というだけですが
とても悲しく、とても辛いのです
きっとご家族や友人
一緒に仕事をしてきた人たちは
もっと深い悲しみのなかに
いることでしょう
そして、神様を知るから
感じるのですが
神様の悲しみはとてつもない
ものなのです
言葉では言い表せない
もどかしさと、苦しみと
哀切な心情が入り交じる
例えるなら
生放送で世界で一番愛する人が
殺されていくのを
見ているような感じです
そのような絶叫を感じます
こういう時は
祈るしかありません
神様を慰めなくては
ただ、ただ、残念です
ご冥福をお祈り申し上げます